高画質と小型軽量ボディを両立した、究極のスナップシューター
<カメラ記者クラブ カメラグランプリ 2019 カメラ記者クラブ賞 選考理由>
フィルムカメラであったリコーGR1(1996年発売)のころからスナップシューターとして、28mm相当で小型・軽量というコンセプトは守りつづけ、シリーズを通して共通のデザインや使い勝手を踏襲している、ほかに類をみないコンパクトカメラ。さらに進化した。ボディーサイズは前モデルより小さくなり、マクロ撮影といった使い勝手も進化。動作レスポンスもよく、ボディー内手ブレ補正機構の採用などカメラとしての完成度を高めている。シリーズの歴史や根強いファンの存在を抜きにしても、コンセプト重視の思想と完成度の高さを評価。GRがよりGRになって戻ってきたことに拍手したい。モノとしての魅力を備えた希有なモデルだ。スマートフォンではなく、写真機で撮影することの意味を感じる。コンパクトデジタルカメラという分野への希望を与え、ハイエンドコンパクトカメラの可能性を示唆したモデルである。
● 高性能化と薄型化を両立した新開発の“GR LENS18.3mm(35ミリ判換算28mm相当)“ 開放F2.8
● 露光中にイメージセンサーユニットを微小駆動をさせ、光学ローパスフィルターと同様のモアレ軽減効果が得られる“ローパスセレクター”を採用
● 有効約 2424万画素のAPS-C サイズ大型CMOS イメージセンサーを搭載
● 従来機種より一回り小さなボディサイズと約 0.8 秒の高速起動
● 高速ハイブリッド AF や当社独自の手ぶれ補正機構“SR(Shake Reduction)”の搭載
● 直感的な操作が可能なタッチパネル、スマートフォンとの連携を強化するデュアル通信
● 外出先での充電を容易にする USB Type-CTMコネクターの採用
● フルHDで60fps(フレーム/秒)、記録形式にはH.264を採用した動画撮影
<付属品>
専用充電式バッテリー、USB電源アダプター、電源プラグ、USBケーブル、ハンドストラップ
<記録媒体>
内蔵メモリー(約2GB)、SD/SDHC/SDXC/メモリーカード(SDHC、SDXCメモリーカードはUHS-I規格に対応)